HP制作

ホームページ制作は自分でできる!作成方法とツールを解説

ホームページを自分で制作したい!
でも何から始めればいいのか分からない…
という方も多いのでないでしょうか?

この記事ではホームページを自分で制作したい方に向けて

・制作する方法
・制作するのに必要なもの
・制作できるおすすめツール
・制作するのにかかる時間

の4つを解説していきます。

ホームページ制作を自分でやる方法を初心者にもわかりやすく解説

ホームページを自分で制作できる方法として大きく4つあります。それぞれのメリット・デメリットも併せて紹介していきますので、自分に合った制作方法を選択してみてください。

自分で全て1から制作する方法

自分で全て1から制作するには、HTMLやCSSといったプログラミング言語の知識が必須となります。

究極のメリットとして、テキストやデザインなど全て自由に制作できるため唯一無二の完全オリジナルホームページの制作が可能です。

しかし前述の通りプログラミング知識やインターネットの仕組みを理解していないと非常に難しい制作方法になるので、初心者にはハードルが高いでしょう。

知識やスキルを持ち合わせ、競合と差別化した本格的なホームページを制作したい・将来ホームページ制作会社で仕事をしたい方にはおすすめできる方法です。

CMSを利用して作る方法

CMSを利用すればホームページの制作に必要な素材を用意したり、プログラミング言語を習得したりしなくても自分で制作可能です。

使い方さえ覚えれば初心者でもテキスト・デザイン共にある程度、自由度の高いホームページが制作できます。注意点としてドメイン・サーバーは別途自分で用意する必要があり初心者にはややハードルが高くなります。

必要な機能も揃っておりカスタマイズ性も高いため、初心者だけでなく、少しこだわって制作したいと思う中級者にもおすすめの方法といえるでしょう。

SaaSを利用して作る方法

SaaSはソフトをインストールせずにインターネット経由でアクセスできる為、サーバーを用意する必要がなく、パソコン操作が苦手な方でもスマホで簡単に制作できます。

利用料金が無料のサービスも多く、ホームページに関する知識がなくても直感的な操作で短時間で簡単に制作できるのがメリットです。デメリットは制作の自由度が低くオリジナル性が出しにくいことや運営サービスが終了した場合、制作したホームページも利用できなくなります。

とりあえずホームページを作って情報発信をしたい方や直感的操作で時間をかけず簡単に制作したい初心者に最もおすすめできる方法です。

立ち上げだけプロに依頼して後は自分で制作する方法

ある程度は自分で作りたいが、デザインやオリジナル性を少しこだわりたい。でもそこまで自分でやるのは難しい。

その場合、費用はかかってきますが、一部プロの制作会社やフリーランスに依頼して制作するのもいいでしょう。
自分でできるところは制作し、一部技量が足りない部分だけを依頼することで、全て自分で制作するより時間も短縮でき、高クオリティなホームページが制作できます。

ホームページ制作を自分でするのに必要なもの

ホームページを制作するにはホームページを作成できるツールとサーバー・ドメインが必須になりますが、これらの単語がどういうものかわからない方も多いです。

サーバー・ドメイン・HTMLファイルの3つが揃うことによってホームページはインターネットを通じて誰でも閲覧できるようになります。

ここではそれらが一体どういったものなのかを簡単にイメージできるように解説していきます。

ホームページ作成ツール

CMS

CMSはホームページの作成や管理を行うツール全般のことを指します。

最低限必要な機能やテンプレートが用意されているので、そのままテキスト入力や画像をアップロードするだけでホームページを制作することが可能です。

構築後の更新・編集も簡単に行えます。前述の通り、使い方さえ覚えればホームページのカスタマイズや機能追加も可能となり、オリジナル性の高いホームページを制作することができるようになります。

プログラミングツール

プログラミングツールはHTMLやCSSの言語を記述してホームページを制作できるツールです。
プログラミング言語に関する知識が必須になりますが、1から制作でき自分の思い描く通りにホームページを作成できます。

SaaS

SaaSはweb上でホームページ制作を利用できるサービスのことです。

サーバー契約・ドメインが不要でツールやアプリをインストールしなくてもインターネット上で無料または月額サービス料だけでホームページを制作することが可能です。CMS同様に制作後の修正・編集も簡単に行えます。

サーバー・ドメイン・HTMLファイル

サーバーは土地

サーバーは簡単に言うとインターネット上の「土地」にあたります。ホームページの公開するデータを保存して置いておく場所です。
自分のホームページにアクセスが来るというのは言い換えると、自分の家の住所を頼りに友達が遊びに来るというようなイメージです。

そしてサーバーには無料のものと有料で利用できるものがあります。無料サーバーでもホームページ制作は可能ですが、広告が表示されたり、サービスが終了してしまうとホームページは消滅してしまいますのであまりおすすめできません。
有料レンタルサーバーは利用料こそかかるものの表示速度の速さやトラブルの際のサポートを含め、安定した運営ができます。

ドメインは住所

ドメインはインターネット上の「住所」にあたり、「○○.com」「○○.jp」という部分がドメインとなります。
インターネットを通じて自分のホームページを見に来れるのは、ドメインがホームページデータの存在する場所を指定することができるからです。

独自のドメインを取得するには、レンタルサーバーを契約する際に同時に取得するのがおすすめです。自分で制作するうえでコストを少しでも抑えたい場合は、ドメイン設定を自分で行う必要がありますが、ドメインを扱う会社で契約する方法もあります。

HTMLファイルの家屋

HTMLファイルは「家」にあたります。ホームページの正体はHTMLという言語でできているファイル群です。ホームページはテキストや画像を組み合わせて表示されますが、その中身はすべてHTMLで書かれておりそのファイルをサーバーへアップロードすることで、インターネット上で公開されます。

特別なソフトを使わずともWindowsならどのパソコンにも初めから入っている「メモ帳」、Macなら「テキストエディット」でHTMLを記述して、ホームページを制作することも可能です。

ホームページ制作を自分でできるおすすめツール(無料&スマホアプリ有)

自分でホームページを制作できるおすすめのツールを紹介していきます。
無料で制作できるものや、スマホアプリがリリースされているツールも紹介しますので初心者にもおすすめです!

それぞれ簡単に概要をまとめましたので、自分にピッタリなツールを見つけてください。

どのツールも注意点として、無料版には広告が表示されたり機能制限があります。広告を非表示にしたい、機能制限をなくしてカスタマイズしたい場合には、有料版にアップグレードすることで解消されます。

WordPress

WordPressはホームページ制作の定番ツールとして知られ、世界一利用者も多いことから、まさに王道のホームページ制作ツールです。
ちなみに当記事もWordPressを用いて執筆しています。

無料で利用でき、ホームページ制作においてはプログラミングの知識は不要です。テンプレートを利用すれば、コストをかけずにホームページを作成できます。目的に合わせてノーコードで自由自在にカスタマイズでき、自分だけのホームページを比較的簡単に作成できます。

初心者から上級者までおすすめできるツールです。

有料版 スマホアプリ テンプレート数 広告削除 独自ドメイン 無料版公開可能ページ
月額620円〜 8000以上 有料版は削除可能 有料版は取得可能 1ページのみ

 

Wix

Wixはホームページ制作ツールの中では、直感的な操作で制作でき他のツールよりも比較的細かいカスタマイズが可能で編集の自由度が高いのが特徴です。
テンプレートを利用すれば簡単に短時間での制作ができるので、初心者におすすめできます。

補足になりますが、プログラミング言語の知識やHTMLを記述できる技術がを持ち合わせていれば、上級者向けのツール「Velo」と、もっと簡単にホームページを制作したい超初心者向けに「Wix ADI」も用意されています。「Wix ADI」は簡単な質問に回答するだけで人工デザイン知能が最短3分でホームページを自動制作してくれますので、試しに制作してみてもいいでしょう。

有料版 スマホアプリ テンプレート数 広告削除 独自ドメイン 無料版公開可能ページ
月額500円〜 800以上 有料版は削除可能 有料版は取得可能 無制限

 

Google Sites

Google SitesがGoogle社が開発し、提供しているホームページ制作ツールです。最大の魅力としてGoogleマップやGmail同様に全ての機能が無料で利用できます。

プログラミングの知識も必要なく、他のユーザーとリアルタイムで共同編集も可能で、Googleの提供するサービスもホームページ上に設置しやすいです。
またアクセス権の制限ができ、特定の人にのみ公開できる設定もあるので社内ポータルなどにも向いているでしょう。

Googleのサービスを多く利用している方にはもってこいなおすすめツールです。

有料版 スマホアプリ テンプレート数 広告削除 独自ドメイン 無料版公開可能ページ
無、完全無料 8 削除不可※1 取得不可※2 無制限

※1 サイト下部に削除不可のGoogle Sitesの広告文のみ表示されますが他の一般的な広告は表示されません。
※2 別途ドメイン会社等と契約すれば取得可能

STUDIO

STUDIOは上記3つのようにテンプレートからデザインを選択して制作できるだけでなく、唯一白紙の状態から自由にデザインを描くことができるツールです。

HTMLなどのコードなしでの制作ができ、ホームページ上にGoogle MapやYouTubeを組み込むことも可能です。文字フォントも900種類以上用意されているのでオリジナリティも多少出しやすいでしょう。

また国産のCMSなので日本語によるサポートで安心です。
STUDIOも基本無料で利用できますが、有料版はBASICとPROの2種類が用意されています。

有料版 スマホアプリ テンプレート数 広告削除 独自ドメイン 無料版公開可能ページ
月額980円〜 37以上 有料版は削除可能 有料版は取得可能 1000ページまで

 

ホームページ制作を自分でやるとどれくらい時間がかかる?

自分でホームページを制作すると制作会社等に依頼するよりかなりの時間と手間がかかります。

結論からいうと制作方法により異なってはきますがシンプルで簡素なホームページなら早い人であれば数時間。初心者の方なら2、3日から1週間。制作ツールを利用してある程度しっかり作るなら数週間かかることも多いです。

また働きながら仕事の合間に制作するとなれば数ヶ月かかることもあり、全て1から自分で制作するとなると半年から1年とかなりの時間を要します。

自分でホームページ制作する際にどのくらい時間がかかりそうかイメージしておきましょう。

 

まとめ

ホームページを自分で制作する際のメリットとして、制作会社などに依頼するより圧倒的に費用、コストを抑えられることです。

対してデメリットとしては時間と労力がかかることが挙げられます。
仮に途中で挫折してしまい、制作会社に依頼することになると余計に時間と費用がかかってしまいますので、必ず制作に取り組む前に、選んだ方法が自分で制作できそうなのか確認しておきましょう。

制作方法によっては専門知識やスキルが必須になり、自分で制作するのは難しい場合もありますが、作成ツールを使えば誰でも簡単に制作することも可能になります。

自分に合った方法を選び、制作してみてくださいね。

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